2012/05/06

Auduino Petit

Auduinoみたいなものをプチコンmk2で作りました。Denkitribeさん版をプチコン仕様にしたもの、のつもりです。

プチコンmk2では任意の波形を定義してMMLで使うことができるので、この仕組みを利用すれば、いちおうAuduinoと似たようなものが作れます。 ただ、1周期あたり128サンプルしかなく、さらに高音になると間引いて再生されるようなので、似たような音になりがちです。

その代わり、いくつかオマケを付けました。

ディレイ(DLAY)

なんといってもディレイです。これがあるのとないのでは雲泥の差です。複数チャンネルのMMLを独立して制御できることが分かったので簡単に実装できました。

ビブラート(VIBR)

プチコンのMMLの機能です。 そのまま。

ディストーション(VOL./CLIP)

手軽に「太い」音を出すことができます。
波形定義の段階で増幅してクリップするだけの簡単なお仕事です。

エンベロープ(ATCK/DCAY)

プチコンの仕様上、波形を定義するときにエンベロープも指定できます。厳密にはディケイじゃなくてリリースですが。

エクスポート(EXPT)

これをオンにしておくと、作った波形を他のプログラムで使えるようになります。Auduino Petit を終了した後、他のプログラムをLOADして、編集モードで F1 F2 の順に押すと、波形定義のコードが書き込まれます。

詳しい説明とQRコードを公開しました。

(2012/07/16)
改良しました。