AC100VでLEDを点灯させる実験をしてみました。
トランスを使わずコンデンサで電圧を落とす方法です。
定数は手持ちの部品の中で適当に決めました。
いくら簡単な回路とはいえ、AC100Vを扱うのは正直ビビります。
というのも子供の頃にイタズラして本当にビビッと感電したから、
というのは置いといて、とにかくやってみたら、あっさり点灯してくれました。
最初はブレッドボードにAC100Vをかけるのもちょっと心配だったのですが、
別に、部品が発熱するとか変な音がするとかいうこともなくて、
テスタで測ってみて、やっとそれなりの電圧だと分かるだけです。
でも金属部分に手で触ってみたいとは絶対に思いません。。。
せっかくなので他の回路も試してみました。
ダイオードブリッジで整流して1個のLEDを点灯させます。
パルスの数が2倍になるので当然明るくなりますが、
2倍明るいのかどうかはよく分かりません。
回路に流れる電流はさっきの回路と変わらず、約12mA程度。
トータルではLEDで消費する電力は変わってないので、
たぶん明るさもほぼ同じなんでしょう。
ちなみにVfの違うLEDに変えても、電流値はあんまり変わらないようです。
調子に乗って、こんなことも考えてみました。
トランスを使わずにDC5Vが取れるのでは、と。
出力に適当な負荷(200Ω)をつないで電圧を測ってみたら、2.5V。
ぜんぜんだめです。78L05の入力側で3.5Vぐらいしかないし。
そこで、(なんかヤバそうな気がするけど)出力をオープンにしてみたら...
きましたよ。
78L05が非常に熱いです。
入力側が35V(!)とかになってます。
結局、まともに5Vを取ることはできませんでした。
そもそもコンデンサの容量が小さすぎるんじゃないかという気はしていますが、
あいにく手元には(耐圧250V以上で)0.47uより大きいのがありません。
もっと大きいので試してみたら違う結果になるのかもしれません。
ていうか、レギュレータICの使い方として、こんなんでいいんでしょうか?
2uFとツェナーダイオードを使って5Vを作る回路を参考にして、
再度挑戦してみることにします。
(2008/04/19) 失敗の原因が分かりました。
(2011/04/16) 関連記事もどうぞ。