100VでLEDを点灯させる実験はうまくいったものの、
ついでに思いついた5Vの電源として使おうという試みは見事に失敗。
その原因は、非常に初歩的なものでした。
初歩的なミスその1:
負荷が200Ωのときに5V出なかったのは、単に負荷抵抗が小さすぎるからです。
単純に計算して、負荷が200Ωだと、5V出すには25mA必要です。
78L05はできる限りの電流を流そうとしていたはずですが、
なにぶん入力からは12mAしか来ないので、必要な量に全然足りません。
だから5Vなんて出るわけがないのです。
この時点ですでに初歩的なミスその1を犯していたのでした。
初歩的なミスその2:
電流が少ないからといって甘く見ていました。
なにしろ相手はAC100V。
トランスで電圧を落としてるわけじゃないので、
整流してコンデンサにためたらどんどん電圧が上がっていきます。
当たり前ですね。。
出力端子をオープンにした78L05ではあんまり電流が流れないので、
470uFはどんどん充電され、やがて35Vもの電圧に達しました。
もちろんこのとき、78L05ががんばって電力を熱に変えていたので、
これ以上に電圧が上がらなかったわけです。
最近のコンデンサは爆発しないようにできてるそうですが、
それでも危険な状態になっていたことは確かです。
このように、予想通り、レギュレータの使い方が間違いまくってました。。
なんでもかんでも78L05を使えば良いというものじゃない、
ということがよく分かったのでした。
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