何年も前に「小銭プリンタ」というアイデアを考えていたことがあった。レジで支払いをする時に小銭をちょうど良く出すための電子デバイス。テンキーから金額を入力してすべらせるように動かすと、ちょうどの金額の小銭が並んで出てくる、というもの。中には種類ごとに分けた小銭が入っていて、動きに合わせて裏側から種類ごとに1枚ずつ出てくるように出口をマイコンで制御する。残っている枚数の中から最適な組み合わせで出したりとかも。
メイン部分の機構の他にも難しそうなことが2つあって、一つは小型化すること。小銭入れ程度のサイズになっていてほしいけどメカ的に難しそう。もう一つは、小銭を種類ごとに分けて補充する部分をどうするか。いちいち分けて入れるのは面倒なので、混ざったまた適当に入れて振ったら自動的に分類される、みたいになっていてほしい。でもこれはちょっと方法がわからない。ていうかこれができればうれしいけど本体よりこの部分のほうが難しいのでは。
...みたいなことを考えただけで放置しているうちに、時代は進んでキャッシュレス決済が普及してしまった。小銭で払うという機会自体が減っていくと、小銭で払う機械を作る意義も薄れてしまう。(そうじゃなかったとしても実際に使うのはいろんな意味で難しそうかも。)
2023/03/08
小銭プリンタ
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