電波時計とかの自動的に時刻合わせしてくれるやつではない、よくあるチープなデジタル時計とか、何らかの機器にオマケとしてついている時計機能とかの話です。
そういう時計ってだいたいはちょっと進むようにできてることが多い。遅れるよりは進む方が安全側といえるので、それはそれでいいと思う。わざと時計を少し進めておくというライフハックも広く浸透しているし。でも放っておくと進みすぎるので、ちょっと戻すという操作を定期的に行うわけです。そういう時計の時刻合わせのUIは、細かい違いはあるものの「ボタンを押したら1分進む」というのが多い。なので1分戻すために59分進めるという操作が必要になるという、考えただけでもうんざりすることに。長押ししたら一応オートリピートにはなるけどやたら遅くて結局ボタンを連打するほうが早いとか。挙句の果てにちょっと行き過ぎてまた同じことをやる羽目になったり。
そもそも普通に進むようにできてるなら、時刻合わせは「ボタンを押したら1分戻す」の方が合理的なはず。でも常識的に考えてボタンを押したら進む方が普通なので、それに合わせたほうが無難というのもわかる。たしかに予想に反した動きをするUIはよくない。
それなら、普通に押したら1分進むのはそのままで、長押ししたら1分戻る+オートリピート、とかでいいのでは。予想と違うかもしれないけど、実際の動きを見れば説明がなくても意味はわかるだろうし、そうじゃなくてもボタンを連打すれば従来のものと同じ。これならハード的にもソフト的にも容易に実現できるはず。
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