2010/06/01

Arduinoのシールド基板を作る

Arduinoのシールドは簡単に作れそうに見えますが、いざ作ろうとすると、いきなり壁にぶち当たります。よくあるサイズのユニバーサル基板だと微妙に足りないし、そもそも一部のピンヘッダがずれているので、普通の基板にピンヘッダを立てても、Arduinoには刺さりません。でも大丈夫。L字型のピンヘッダがあれば、普通のユニバーサル基板でもなんとかなります。

まず、基板の端の穴にスズメッキ線を通して1周半巻きつけ、ラジオペンチでしっかりと締め付けて、表側ではんだ付けします。
次に、裏側から、このスズメッキ線の隣に並べるようにL字型ピンヘッダをはんだ付けします。
このとき、ずれてるところだけ反対側に並べるのがミソ。
こうすることで、スズメッキ線の直径x2ほどピンヘッダの位置がずれて、ちょうど良い具合になるのです。(もちろん、ときどきArduinoに軽く刺して確認しながら位置決めした方が良いです。)
これならピンヘッダはガッチリ固定されるので、強度的にも心配ないでしょう。今回使ったのは、かなり端のほうまでランドのある両面基板ですが、もっと穴の少ない、一番安い片面基板でも同じ方法でいけるはずです。

1 件のコメント:

ばんと さんのコメント...

nshdotさん、はじめまして。

この方法ならピンヘッダはガッチリ固定できますね。この自作シールド使ってみました。どうもありがとう。