チップ部品とかの細かいはんだ付けには拡大鏡が必要ですが、そういう場合に、ちょうど良い角度から邪魔にならないように照明を当てるのが難しいことがあります。そこで、ヘルパースタンドの拡大鏡にはめ込んで使えるような照明を作ってみました。
ベース部分は、ペットボトルを輪切りにしたもの。
光源には、バックライト用のチップLEDを使います。今回は6個直列にしました。
LEDを配線して、輪の内側にエポキシ接着剤で固定します。というかLEDとその周囲をまとめて埋め込んでしまいます。これで絶縁にもなるし、ちょっと垂れ気味で固まったエポキシがレンズのような働きをします。
このままだと正面以外にもけっこう光が漏れてしまうので、側面をアルミテープで覆います。このあと外周にもアルミテープを貼って、すべての光が正面に向かって出て行くようにします。
ヘルパースタンドに取り付けたところ。サイズがぴったりなので、はめ込むだけで固定できます。電源の配線は、はんだ付け作業で使うことを考慮して、耐熱性のあるものにしました。
LED自体の明るさはたいしたことないのですが、対象物との距離が近いので、それなりに照明として使えます。対象物が金属とかだとモロに鏡面反射しそうですが。
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