2023/07/29

4端子法測定用クリップ

https://ameblo.jp/stsada56/entry-12776641165.html
抵抗値を正確に測定する4端子法は、配線を4本にするだけではなく測定対象との接触抵抗を考えてクリップも4個にする必要があるのに、クリップ2つにしてしまっている。それリンク先に書かれているだめな方法では。。と、斜め読みしながら思ってしまった。

これ1つのクリップの上と下(というのかな?)を絶縁してそれぞれに配線をつなぐことによって、1つのクリップの半分ずつを独立したものとして扱ってるのです。つまり1個のクリップが実質2個分。これなら接触抵抗の問題はないし、むしろ2個分のクリップをはさむ位置が同じになるので4個のクリップを使うよりも正確に測れる。そして当然測定の手間も少ない。

こういう構造のクリップはケルビンクリップというのだそうです。市販品もあるけどけっこうなお値段。

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